明治11年(1878)に刊行された、さまざまな姿の猫を描いた画集です。戯作者として知られる仮名垣魯文が編集し、絵は「立斎広重」の名で描かれています。
ここが珍しい
- 丸くなって眠る猫、じゃれ合う猫、何匹も重なり合う猫など、表情豊かな猫の絵が、文章とともに数多く収められています。
- 魯文が発行していた雑誌『魯文珍報』に掲載されたもので、明治初期の出版文化を伝える資料でもあります。
猫好きで知られた魯文らしい、遊び心のある一冊です。140年以上前に描かれた猫たちの仕草は、今見ても思わず笑みがこぼれます。